・公務員試験は難しいと聞くけど独学では難しいの?
・独学での勉強方法のコツを知りたい。
このような疑問を持った方向けの記事になります。
結論から言うと、公務員試験の合格は独学でも可能です。
しかし、当然ながら独学での勉強は非常に厳しいものとなります。
公務員試験は広範な科目や専門的な知識をマスターする必要があり、一人で効果的に勉強計画を立て、モチベーションを保ちながら進めることが求められます。
この記事では、公務員試験の独学における課題と、成功するための具体的な勉強方法のコツを詳しく解説します。
独学のきつさとは?
公務員試験は多岐にわたる科目を対象とし、その幅広さと専門性からくる難易度は高いです。
独学での受験者は、各科目を十分に理解し、応用できるようにするためには相当な時間と労力が必要です。
また、独学者は他の受験者と比べ、情報やモチベーションを共有する相手が少ないため、孤独感や焦りを感じることがあります。
成功するためのコツ
目標設定と計画
独学の大きなポイントは明確な目標設定と計画です。
試験までの期間と各科目の必要勉強時間を把握します。
そして、月ごと、週ごと、日ごとにどれくらい勉強するかを細かく設定します
例えば残り150日で、300ページのテキストを3周したいのであれば
①300ページ×3周=900ページ
②900ページ÷150日=1日あたり6ページ
実際には勉強できない日もあると思いますので、もっと余裕のあるスケジュールが好ましいでしょう。
重要な範囲にポイントを絞る
公務員試験は過去問や傾向の分析が非常に重要です。
これにより、頻出テーマや傾向を把握し、勉強の重点を置くことができます。
例えば、特に難解な問題や出題頻度の高いトピックに焦点を当てることで、限られた時間内での集中学習が可能です。
また配点の高い科目や分野から重点に勉強を進めることで、効率的に試験勉強をする必要があります。
裏返して言うと、極端に配点の低い科目や範囲があれば、勉強時間がないのであれば捨てるというのも一つの選択肢です。
適切な教材の選定
数多くの参考書や問題集が出回っていますが、自分に合ったものを見つけることが重要です。
基本的には人気の参考書を選んでおけば失敗はしません。
分かりやすい解説や自分の理解度を確認できる問題集を選ぶことで、学習の質を向上させることができます。
さらに、一度選んだ参考書を信じて勉強し続けるのが大切です。
色々な参考書を見ているとついつい目移りしてしまう場合があります。
しかし、いろいろな参考書に手を出していると、学習の習熟度が下がってしまいます。
よっぽど参考書を変える重要な理由がないのであれば、最初に選んだ参考書を信じて勉強を続けましょう。
モチベーションの維持
独学の場合、モチベーションの低下が課題となります。
人間は弱い生き物で、一人でやっているとついついサボったりしてしまいます。
YouTubeやネットフリックスなど、身近に娯楽が増えてしまった現在では、余計にモチベーションの維持が難しいです。
モチベーションの維持に最も効果的なのは「勉強仲間」を見つけることです。
仲間が頑張っていると、自分もがんばろうという気持ちになれます。
リアルで仲間を見つけられれば一番良いですが、SNSなどで勉強を頑張っている人を見つけるのもいいでしょう。
「SNSでの交流が面倒」という場合は、一方的にその人の投稿を見ているだけでもモチベーションアップにつながります。
また、同じ目標を持つ仲間や友達と交流を持ち、情報や励まし合いを共有することで、モチベーションを高めることができます。
勉強方法が正しいかを定期的に振り返る
がむしゃらに勉強するだけでなく、定期的な振り返りが必要です。
途中途中で、自分の勉強方法が間違っていないか、正しい方法で勉強ができているかを自己評価してみましょう。
一番わかりやすいのは、過去問や模擬試験を問いてみることです。
徐々に点数が上がっているのであれば正しく勉強できていると思われます。
しかし、数カ月経っても点数が伸びないのであれば、勉強方法や勉強内容を改める必要があります。
定期的に進捗や理解度を確認し、効果のない方法や分からない部分を特定して改善することで、より効果的な学習が可能です。
まとめ:焦らず、確実に進むことが大切
公務員試験の独学は確かに困難ですが、計画的かつ戦略的な学習法を採用することで、成功への道が拓けます。
焦らず、確実に進むことが大切です。
是非、これらのアドバイスを参考に、自分なりの学習戦略を築き上げ、公務員試験に自信を持って臨んでください。