〈景品表示法に基づく表記〉当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

公務員の仕事ってあほらしい?元市役所職員が実体験をもとに解説

公務員の仕事/年収

こんにちは。元公務員のおがけんです。

・公務員の仕事ってあほらしく感じることがあるの?
・実際公務員として働いているけどあほらしく感じることが多い・・・

こういった方に向けて記事を書いていこうと思います。

正直、公務員として働いていると、あほらしく感じることはたくさんあります。

市役所職員として10年間働いていた経験をもとに、

・公務員の仕事があほらしく感じる理由
・仕事があほらしいと思ったときの対処法

を紹介していきます。

公務員の仕事があほらしいと感じてしまう理由

【理由①】非効率な仕事が多い

公務員の仕事は非効率な仕事が多いです。

そして、非効率な仕事だと分かっていても、簡単には改善することはできません。

例えば新しいシステムの導入により、大幅に効率化できる仕事があるとします。

・新たな予算を取るために根拠となる資料集めや資料作成
・場合によっては首長へ説明が必要
・関係部署への説明と説得
・新システム導入に伴うエラー対応はどうするのか

など、公務員の仕事を変化させるには様々な手間や懸念点が出てきます。

現在公務員
現在公務員

手間をかけて新システムを導入した結果、重大なミスでも起こしたら大変なことだ。それなら多少非効率でも現状を維持しよう。

公務員は数年で異動になるので、リスクを冒して業務改善というのはなかなかやりにくい気持ちになっています。

そのため、非効率な仕事でも渋々続けないといけないことが多いです。

【理由②】いくら頑張っても給料は変わらない

いくら仕事を頑張っても公務員は給料は変わりません。

頑張っても頑張らなくても同じ給料ならば、頑張って仕事するのもあほらしくなりますよね。

さらに公務員は頑張っている人の業務が多くなってしまうことがあります。

筆者
筆者

頑張れば頑張るほど仕事を任されてしまうのです。

サボったもん勝ちみたいな感じになるのはあほらしいですようね。

【理由③】正しく仕事をして市民に怒られる

主に市役所などの窓口関係の業務でよく起こることです。

行政手続きというのはまだまだ煩雑な部分も多く、1つの手続きに必要な書類が足りず何回も来庁してもらうこともあります。

法令に基づき正しく仕事をしているのに、煩雑な手続きをということですごい剣幕で怒られてしまうこともあります。

ではあなたは特別に必要書類なしで手続きを進めましょう!

なんてことはもちろん言えません。笑

部署や職種にもよりますが、正しく仕事をしても感謝されるより怒られることが多いのも公務員の辛いところですね。

【理由④】給料が低くて副業もできない

公務員の給料はそんなに高くはありません。

正直、学生時代の同期よりも給料が圧倒的に低い、なんて人も多いでしょう。

それに加え、公務員は副業ができません。

民間企業ではどんどん副業を解禁されていますが、公務員は法律で副業が禁止されています。

・株式投資、FX、仮想通貨などの投資
・家業の手伝い
・人手不足の農家などの手伝い

こういった副業は認められたりしていますが、まだまだ副業できる範囲は狭いです。

これから公務員の副業が解禁されれば良いとは思いますが、”全体の奉仕者”である公務員が普通に別業種でも仕事ができるよう法令が改正されるとは、あまり思えません。

【理由⑤】仕事してないのに給料が高い上司がいる

全然仕事をしていないのに、自分より給料が高い上司を目の当たりにすることもあります。

・自分はあくせく働いているのに、上司はお喋りばかりしてる。
・部署のみんなは毎日残業してるのに、上司は年休使いまくって毎日定時帰り。

自分が苦労しているのに、仕事をしていない上司の方が給料高いなんてモチベーションが下がりますよね。

何のために仕事を頑張っているのだろうとあほらしくなってきます。

仕事があほらしいと思ったときの対処法

①今のままの環境で改善できるか考える

まずは今のままの環境で改善できるかを考えてみるのが大切です。

・できる範囲の工夫で仕事を効率化してみる
・仕事をしていない人間は気にせず、自分がすべき仕事を全うする
・上司や人事課に環境改善を図れないか相談してみる

自分にとって何が不満なのかを明確化し、どうすればその不満を解消できるかを考えます。

置かれた環境の中で自分の不満が解消されれば、仕事があほらしいと感じることはなくなります。

②転職を視野に入れる

①の「今の環境で改善する」が不可能な場合、転職を視野にいれてみるというの一つの手です。

柔軟な働き方ができる民間企業もたくさんあり、自分に合った仕事が見つかる可能性があります。

「転職なんてハードルが高いよ・・・」

と思うかもしれませんが、不満を持ったまま何十年もその職場で働くほうがハードルが高いです。

また、「嫌になったらいつでも転職できる」という気持ちを持つことで、今の仕事に対する不満がスッと軽くなることもあります。

まとめ:必要な我慢なのか考えよう

公務員の仕事はあほらしいと思うことはたくさんあります。

僕も市役所で働いてた時もそう思うことはたくさんありました。

「あほらしい」と思っても、長期的に見て必要な我慢であれば続ける価値はあると思います。

しかし、長期的にもメリットがない我慢は、ただ自分を消耗させてしまうだけです。

自分にとってより良いと思える選択をするようにしましょう。

タイトルとURLをコピーしました